「 一生を決める大事? 」
就職活動の真っ只中、そろそろ終盤かな。
最近はすっかり「親に相談します」と内定を保留する学生さんが増えました。
まあ、それはいいんです。
ん?いいじゃないですか、親に相談。
私も近い年齢の娘がいますから、相談なんぞしてくれたらまあ親孝行の極み、喜んで相談乗ってしまいます。
子供が相談、それ自体はいいんです。
問題は、「相談を受ける親」
とにかく、就職は大事(おおごと)にしちゃう。
「就職先は一生を左右する大事な選択なんだから、慎重に、慎重に選びなさいね」
ジェンガじゃないんだから、慎重に選ぶ
ってなんじゃ。
慎重に選ぼうが、ノリで選ぼうが、結果変わらんわ。
40年前と違い、今は一生のうち平均転職回数は3回を超え、4に届こうかと。
最初に選んだ会社で人生決まることはありません。もはや居場所の選択で人生の成否なんぞちーっとも決まる時代じゃないのね。
「成長性の高い会社を希望」
まあ6年から10年で事業成長は止まるから。
早ければ2年。
入社した際の成長事業は30手前で整理統合、撤退、売却、なんてのがスタンダード。
だからね、「人生を左右する選択だから!
これで人生決まるんだからね!」
なんてアホなアドバイスしないように、親。
無駄なプレッシャーかけんなや。
「まあどこ選んでも40になるまでには潰れてるから、好きにしなはれ」
くらいでね、ちょうどいいのアドバイスは。
流水
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