嫌なことから逃げちゃおう

昔から「逃げちゃだめだ、立ち向かえ」
とか、「嫌なことから逃げてばかりいたら成長しない」とか、「苦労せずに成功した人はいない」とか、「俺が20代の頃は」とか、 
大人に必要な「常識」として私たちも信じて(させられて)きました。

総じて「嫌なことはやりなさい」という教え、でした。

ウソでした。
全部、うそ。

嫌なことをやり続けたら、歪むか、病みます。

嫌な事からは、全力で逃げなければなりません。

嫌な人も同様です。

よく「嫌な人と上手くやる方法を教えて下さい」なんて相談もあるのですが。

ありません(笑)
だって嫌なんだもの。

嫌なことを見極める力をつけねばなりません。

「できないこと」と「嫌なこと」は違います。

「できないこと」が、「できること」になったら、嬉しい筈です。
多少、場合によってはかなり労をかけても。

ポイントは「そこにあなたの欲求があるか」
です。欲求があれば、それは意志になり、
苦しいな、しんどいなも越えられます。

例え途中で挫折しても、「自分の思いで」に
なります。

嫌な事には、欲求を持てません。
そこにあなたの欲求がなければ、ただひたすら「嫌だなあ」と仕方のない義務感だけならば、さあ、逃げましょう。

全力で逃げましょう。 
立ち向かったり、戦ったりしてはいけません。

あなたに、いかにもあなたの為のような振りをして、「逃げちゃだめだと思うぞ、ここでがんばらないと」なんていう奴は(上司や年配者に多いが)、「じゃあお前やれや」って言ったらほぼ全員「いや、もう若くないから」なんて誤魔化して逃げます。

要は、あなたがやらなきゃ自分がやる羽目になるから、必死で腕掴んでるだけよ。
もしくは、単なる「利害」だよ。

嫌を、嫌だなあって思いながら、嫌な時間を
長いこと過ぎてしまうと、あなたが嫌な人に
なっちゃいます。

さあ、嫌なら今すぐ逃げましょう。
後のことはほっぽって、いや、お任せして
ちゃっちゃと逃げんかい。

暑いから、ご自愛を。

                                  流水

渋谷のカウンセラー流水 「 こころの呪縛を解く1分話」

澱んだ不安、誰にも言わずに抱える闇、生きてく心細さ、自分が嫌い・・・あなたの心にいつしかかけられた「呪いと呪縛」を解くカウンセラー流水の一日一話。渋谷のカウンセリングサロン、カウンセリングメニューのご案内も

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