無責任万歳
責任感が強い、は長所として捉えられます。
あの人は責任感が強い、は褒め言葉です。
あなたの長所は?なんて聞かれて、
「はい、私の長所は責任感が強い所です!」
「お、素晴らしいですねー」
褒められて騙されないようにね。
「責任」は意思決定の権限範囲によって決まります。全く決定権限がない人には、「責任」はありません。
遂行義務、程度でしょうか。
こうしなさい、こうするなと指示をし、またはどうするかを決める権限のある人に「責任」が伴います。
だから、責任者なんて言うんです。
世の中は、あなたの「責任感」を喰いものにしようとする、喰いものにするハイエナが
多数うろつき、むしがよく頂こうと狙ってます。
それは本当にあなたの「責任」ですか?
あなたに「決定権限」があり、あなたが決定したのですか?
そうでなければ、きちんと言いなさい。
「そこに私の責任はありません」と。
あなたの真面目な「責任感」を利用して、
あなたに罪悪感を感じさせ、あなたの責任ではないことを、あたかもあなたに「責任」があるかのように、結果の不十分を責め、算段の不成立、思惑の不首尾をなすりつけようとする輩が溢れています。
あなたの責任ではありません。
私たちは、子供の頃から「無責任」という叱責を恐れてきました。刷り込まれてます。
「なんて無責任なの!」
かなり効果の高い罵り言葉でした。
今でも効果はてきめんです。
真面目で「責任感の強い」人には特に、です。
人の責任まで引き受けて、かっこいいなんて
勘違いしてんじゃねえよ。
それで壊れてりゃ世話ないわ。
都合よく嵌められてるんだよ。
利用されてるんだよ。
言ってやれ、さあ目の前で。
「それはあなたの責任です、私ではありません!あなたが責任者なんです」
責任感で自分を壊しちゃいけないよ。
ほとんど騙されてるだけだから。
無責任、万歳。
言ってみ。
無責任、ばんざーい。
暑いから、無責任で。
流水
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