心に深い傷なんてつかないよ
心に傷はつきません。
もちろん、深い傷も。
「心に深い傷」はいつのまにか常套句のように使われるようになったメディア用語。
傷ついた、という表現をより際立たせた比喩表現で、本当に傷も、まして深い傷も、負うことはありません。
心の傷のケア、とか、当たり前に使われてますが、傷のケア?
どこに?傷は?
深く悲しみを感じたり、恐怖を感じる出来事や、落胆や、感情が大きく揺さぶられ、うまく受け止められない事は、生きていれば必ず遭遇します。
大丈夫、あなたの心に傷なんかありません。
「深い傷」は、錯覚、うまく処理できていない感情があるという事、それは刻まれた「傷」なんかでは無いのです。
深く刻まれた傷跡は消えません。しかも想像で付けた、ないのにあると自分で決めつけてしまった「傷を負った」私は、以降消せない傷に自分で苦しめます。
かつて傷つけられた私。
今も消えない心の傷が私を苦しめて・・・
苦しめているのはあなた自身の感情。
あなたが、苦しいを選択してるのです。
「心」とは感情です。
「心」という臓器はありません。
感情は変わります、流れます、止まりません。だから、「心」が深い傷なんて負うわけないのです。
一時、つらくいやな感情を持った。
悲しみを強く感じる感情に覆われた。
どんな感情も、時とともに変化していきます。自分で決めることができるのも感情です。
あなたの感情はあなたが決めることができるのです。
過去の闇も消えない筈の傷も、感情の使い方、技術で変えられるんです。
あなたの人生、あなたが決めるのです。
流水
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